絶対に手放せない一冊です。当時はタイトルから衝撃で、なんのことだかさっぱりわからないまま読み始めた記憶があります。

当時、私は大人のふりをしていただけだったので、本当の愛だとか、恋だとか、そんなことを深く考えてもいませんでした。

切ない、辛い、苦しい…。

田舎育ちの私は、都会に行くとこんな世界が待っているんだ!と本気で信じていたし、生々しい男女の描写は惹きつけられて仕方がありませんでした。

それから家田荘子さんの本にどっぷりはまっていきましたが、今でも時々読み返しています。

好きだから仕方がないという、そんな不器用な愛し方。

私がノンフィクションを好きになったきっかけです。

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投稿者

中原 楓 官能小説家です。web・新聞をメインに活動しています。 読者の脳内をエロスで満たし「幸福感」と「安心感」を届けたいと思っています。心の中に封印しているあなたの「欲情」を搔き乱すことができれば嬉しいです。

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