エッチのあれこれ㊾顔なき死体、キ〇タマ見て「西郷さん」

 皆さんおなじみの西郷さん。上野公園の銅像の除幕式で、奥さんが「宿んし(うちの主人)はこげんな人じゃなかったこてぇ」と驚いたという逸話は有名だ。

 ただし、奥さんのその発言は、像の顔が本人と似ていないという意味ではなく、「こんな浴衣姿で人前に出て失礼をする人ではなかった」と言いたかったのだという説もあるので、似ているかどうかは依然、謎のまま。

 では、なぜ、これほど「似ている、似ていない」説が出てしまうのかといえば、彼の写真が一枚も残っていないうえに、銅像を建てる際、モデルにした肖像画の顔の上半分は西郷の実弟の西郷従道、下半分は従兄弟の大山巌のものを合体させたものだったから。

 顔については謎の多い西郷さんだが、『江戸は過ぎる』(河野桐谷編)にこんなユニークな逸話も載っていた。

 官軍の見習士官だった平井直の回想談によると、「西南の役で死体収容の際に首のない死体があったが、それが西郷のものだった。なんで彼とわかったかといえば、キン〇マが大きかったから」なんだとか。病名は不明だが、西南の役当時、西郷さんは睾丸が冬瓜ぐらいに腫れあがり、その痛みで馬に乗れなかったので山籠に乗って指揮していたんだそう。

 これが本当の話なら、西郷さんも他人に見せたくはなかっただろうな。

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