長い間、誰も私の肌に触れていなかった。

女としての自信が揺らぎ始めたとき、支えてくれる何かが欲しかった。

それがあなただった。

前戯、挿入、射精まで二時間ほどかけて私を抱いたあなた。

心まで触れた気がした。

離婚は出来なくても、セックスだけはしたい。

ただそんな気持ちだったのに。

あんな風に抱かれてしまったら、心までも欲しくなる。

投稿者

中原 楓 官能小説家です。web・新聞をメインに活動しています。 読者の脳内をエロスで満たし「幸福感」と「安心感」を届けたいと思っています。心の中に封印しているあなたの「欲情」を搔き乱すことができれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です