意外と低い?「巨根の需要」

 巨根で女性を惑わせた伝説を持つ男といえば、わが国の弓削道鏡と帝政ロシアのラスプーチンが双璧だろう。しかも、どちらも僧職にあったとという点が興味深い。

 だが、世の女性たちは、本当に巨根を望んでいるのだろうかという、素朴な疑問も残る。

 このことについて、民族性科学者の伊藤堅吉氏が、当時(戦後まもなくの頃?)、農婦たちに無記名のアンケートを募り、調査したところ、以下のような結果が得られたという。

「二十代の若夫婦と、更年期近い農夫はバツ印を附していて、なかには巨陽ではキャリキャリと痛んで、折角の催情も台なしになってしまうと附記してくれた老婦もあった。それに反して、三十代から四十代のいわゆる女盛りの婦は、等しく巨陽礼賛のところへ丸印をつけて、なかにはごていねいに三重丸までして、心から巨陽を賛美した婦もあった。彼女たちは終生の思い出に、せめてキャリと裂けそうになる巨陽のおとないを希求しているのである(原文ママ)」(「道祖性神」図譜出版刊)

 二十年ほど前、某老舗交際誌が同じようなアンケートをスワップ実践者たちに行ったところ、巨根男性を妻に与えたがる夫は多かったが、肝心の女性たちには意外に不評だったことを記憶している。

 巨根は視覚的には楽しめるが、実践的ではないということなのかな…。

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