エッチのあれこれ⑰ 奇祭「鍋冠り祭り」

 全国各地には「奇祭」と呼ばれる祭りが数多くあるが、氏子の女性が、交わった男の数と同じ数の鍋を頭にかぶり、神輿に従って行列するという、世にも珍しい祭りがある。  滋賀県米原市・筑摩神社の「鍋冠り祭り」がそれ。しかも、平安 […]

エッチのあれこれ⑯ 客人神への饗応

 性の風習「初夜権」を調べているうちに、「ヘロドトスの記述によると、バビロニアの女性は、結婚前にただ一人の旅人(異教徒)に身を任せなければならなかった(旅人を神の仮の姿とする見方は、世界各地に多い)」(小学館・日本大百科 […]

エッチのあれこれ⑮ 猛暑日は男のナニ具合でわかる?!

暑くて暑くて、人と会えば「暑いなぁ」が挨拶になる日本の夏。 「男の体調は、おチン〇ンのダラケ具合でわかるって、友達が言ってたけどホント?」  いつもエッチなネタを提供してくれる隊員から連絡があり、開口一番そう訊かれた。 […]

エッチのあれこれ⑭ 今でも使える!?「する真似」伝説

 性神巡りをしているとエッチな伝説と出合うことも多いが、そのひとつに群馬県神流町神ケ原に残る「する真似大明神(駿河大明神)」がある。  将門の妾のひとり、須流賀(駿河)姫が、将門の死後、追っ手を恐れて従者と共に秩父側から […]

エッチのあれこれ⑬ 「男になるため」仏門入りした奥方たち

 時代劇を見ていると、奥方たちが夫の死後、仏門に入るというシーンがやたらと登場する。  尼になり、夫の菩提を弔うなんて妻の鑑だな、なんて思ったら間違い。それ以外にも理由があったようだ。日本の初期の仏教には「変成男子(へん […]

エッチのあれこれ⑪ あなたの浮気相手は何級?

不倫妻、浮気妻にも、初級、中級、上級のランクがありますね。初めて浮気をしたという奥さんが初級なら、逢瀬を重ねていくうちに無事、中級へ昇格。そして、だんだん背徳感、罪悪感が薄れてきて、セフレを何人も抱えるようになると、もう […]

エッチのあれこれ⑩ あなたはどっち派?

 あなたはボクサーパンツ派、トランクス派?それともブリーフ派?  今年43歳の知人女性が、スポーツジムで知り合った10歳年下の男性と、勢いでホテルに行ってしまったと、自慢とも後悔ともつかぬ体験談を披露してくれたあと、 「 […]

エッチのあれこれ⑨ 便所の性画の意味

 昔は公衆便所の壁などでよくエッチな落書きを見かけたものですが、清掃係の方々の努力のたまものか、最近ではほとんど見なくなりました。  力作の部としては、両脚を大きく広げて股間をあらわにした女体や、元気に青筋を浮かせている […]

エッチのあれこれ⑧ 棒名山の「タイコノボー」

 群馬県棒名山麓に祀られている山王様は「タイコノボー」という変わった名で呼ばれていて、ご婦人方の信仰もあつい。  山王様だから、ご神体はもちろん石で彫られた、高さ五十センチほどの「お猿さん」。それも、小さな女陰がベンガラ […]

エッチのあれこれ⑦ 花嫁は誰のもの

 花嫁は花婿のものか、それとも神様のものか? 「古代インドでは、シバ神の表象である石製、金属製、象牙製の男根によって結婚前の女性の破瓜がなされ、また古代ローマの花嫁は、同じ意味で、男根神像の膝の上に座らなければならなかっ […]