エッチのあれこれ # 80 大奥でも大人気だった大人のオモチャ

 「もっと感じて、内側からきれいに…」この部分だけ読むと、美容サプリメントの説明文と勘違いしそうだが、これ、女性を対象とした、ラブグッズ(オトナのオモチャ)のキャッチコピー。

 そのうえ、「初めての方でも安心♪調節機能付き」とくるのだから、女性に人気のはずだ。

 ま、バイブやディルド(疑似男根)を使用することで内側からきれいになるかどうかは別として、欲求不満のモヤモヤが解消され、表情はやわらかくなるのかもしれない。

 ネットの普及で、今は女性でも手軽に大人のオモチャを手にすることができるようになったといわれている。

 だが、それは単に手に入れやすくなったというだけの話。昔から真のユーザーは、常に女性だったことを忘れてはいけない。なにもスケベオヤジの愛玩品として、発達したわけではないのである。

 世界で最も古い使用例は、ギリシャ・レポス島の女性たちが使っていた「オリボス」と呼ばれる疑似男根だそうで、自慰用ではなく、腰に結びつけて女性同士で用いていたという。

 江戸城大奥内でも、女性同士で同じような使用法をしている浮世絵が残されているので、洋の東西を問わず、考えることは一緒のようである。

 セックスレスが社会問題になっている今、女性がしつこく催促しないのは、お気に入りのオモチャで満足しているからかもしれない。

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